通所のペースやプログラムへの参加など、相談すれば柔軟に対応してもらえますよ。

20代 女性 ヤナギタさん

 

コーヒーカップイラスト始めまして!ビリーブメンバーのヤナギタです。

ここでは私がビリーブに来るまでの経緯と、ここでどのように過ごしているかというお話をさせて頂こうと思います。

この記事を読んでくれている方の参考になれば幸いです。

引きこもりのイメージイラスト

◆ビリーブに来るまで

私は子供の頃から人より気分が落ち込みやすく、中学・高校と不登校が続いていました。

何とか大学に入り一人暮らしをしていたものの、生きているのが辛くなるほど精神的な負担を抱えてしまったため、実家に矯正送還させられてしまいました。

実家の近くの病院でやっと「うつ病」と診断されて、定期的な診察とカウンセリングを受けるようになりました。

実家に帰ってきてから4年程かかりましたが、ゆっくり休養できたことと、カウンセリングのお陰で精神状態が安定し、「そろそろ就職してもいいのではないか」と思うようになりました。

しかしそれまでアルバイトぐらいしかしたことなく、自分を採用してくれる企業なんてあるのかあるのか・・・そもそもどう仕事を探せばいいのか・・・ちゃんと仕事をすることができるだろうか・・と様々な不安がありました。

相談のイメージイラスト

そんな折、カウンセラーの先生に紹介してもらう形でビリーブの職員さんとお話をさせてもらい、「ビリーブ」という施設がある事を知りました。

最初は「こういう施設を利用しなくても、自分でなんとかなるんじゃないかという謎の自信」や、「ここに通うことでタイムロスになるんじゃないか」という想いがあり、通所を躊躇しました。

何度か見学させてもらい、「プログラムの内容も楽しそうだし、就職については、職員さんに相談させてもらった方が安心かもしれないな・・」と思い、通所する事を決めました。

若葉の区切り線

勉強しているイラスト

◆ビリーブでの生活

私は4年実家で療養している状態で、その期間ずっと引きこもり生活を続けていました。

ですから、私の場合スキル云々以前に、仕事をするための体力が無いというのが一番の課題です。

職員さんと相談した結果、まずは週3日から通うことにしました。現在は週4日に増やしていますが、最初の頃に比べると体力もついてきて問題なく通えています。

又、私は(アルバイト経験があるとはいえ)会社で働いた経験がない・・という、ビリーブメンバーの中でも珍しいタイプの人間です。

ビジネス会話や、保険・年金の話など社会人であれば常識のようなことも知らない事が多く、そんな私にとっては、「ビジネスマナー」というプログラムがある事が非常にありがたいです。

コミュニケーション

知らないまま就職しなくて良かった~と思いながら日々勉強しています。

「アンガーマネジメント」では、どうして怒りが発生するのかというメカニズムの部分や、怒った時の対処方法などを教えてもらうことが出来たので、イライラすることが減りました。

「爽やかな会話術を学ぶ」を受けてからは、相手の都合ばかりを優先して自分の意見や要望を伝える事が苦手だったのが、自分の意見もしっかり伝える事が出来るようになってきました。

プログラムで学んだ事が、自分の生活の中で活かせているな・・という実感があり、ビリーブに来たことで自分がいい方向に変化してきていると思います。

花の区切り線

一緒にすこしずつメッセージイラスト◆今後の活動

現在は、担当の支援員さんと共に就職活動に向けてどう動くか話し合いながら計画を立てています。

既に就職活動をしているメンバーさんもいらっしゃるので、そういう方々にお話を伺いながら、自分に合った就職先を見つけて行けるといいなと考えています。

また、週5日で通えるように自分の体調と相談しながら、ビリーブに通う日を増やして行きたいです。

◆最後に

ビリーブに来る前や通い始めた当初、「リワーク施設は本当に自分に必要なのか」「自分はここを利用していいのか」という考えは、常にありました。

この記事を読んで下さった方で、同じように迷っている方もいるのではないでしょうか。

ビリーブは、「自分を変えたい、現状を打開して就職や復職を目指したい!」と思っている人にはピッタリの場所です。

「でも、きちんと通えるか自信がない・・・」という方も安心してください。通所のペースやプログラムへの参加など、相談すれば柔軟に対応してもらえますよ。

もちろん、空気感やプログラムの内容が合う合わないは個人差があると思います。

一度見学に来てビリーブの雰囲気を感じてみてください。

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