自己分析をし復職します

40代 男性 トンカツさん

困っている男性

2023年10月末に復職が決まって、ビリーブを卒業しましたトンカツです。
皆様お久しぶりです。

 同年11月から復職し、正社員として日々の業務をこなしていました。体調面も良く当初はうまく働けていました。
 ですが休日の過ごし方が布団から一切出ない形で過ごしていたため、生活リズムが昼夜逆転してしまいます。それが原因で風邪をひいて体調不良になってしまいました。このことをきっかけに、1日でも会社を休むことを悪いことだと思っていた私は、自責の念から自己肯定感が下がり休む頻度が増えてしまいます。
 2日休み、3日休み、5日休みと沼にはまっていき、負のスパイラルに陥ってしまいます。
 この時のメンタルは同僚に申し訳ない気持ちと、休むことで再休職を宣告される怖さがありました。最終的には会社から言われていた休みの回数を越えてしまい2回目の休職を言い渡されてしまいました。
 原因は私自身ではありますが、再休職を言い渡された時は深い闇の中へ落ちた気持ちがしました。

 2024年4月、産業医から今回もリワーク施設ビリーブを利用して下さいと言われました。私は以前も通っていたので急にですがビリーブに行くことにしました。久しぶりに会った職員Sさんは急な来訪でも嫌な顔をせず私を受け入れてくれました。通所日も早い方が良いと思い、翌日から通わせて頂きました。

デスクワークをする男性今回は通所の目的を三点に絞りました。
①生活リズムの改善→生活リズムを崩し眠れず、昼夜逆転し体調不良に陥っていた
②2回目の休職に至る振り返り→振り返りをすることで今後に活かす
③ウォーキングなどで体力をつける→病気と闘う体力作り

①生活リズムの改善は、毎日朝9時から通所して決まった時間にビリーブを終わることを続けて皆勤賞を目標としました。決まった一定のリズムで活動していた方が私には合っているみたいでこちらの目標はスムーズにクリアしました。
5月6月ともに皆勤賞をいただきました。

②2回目の休職に至る振り返りについては、職員さんと一緒に話し合いながら自分の思考の癖やその時の気持ち、今後の対策などわかりやすく丁寧に一緒に考えてくれました。自己分析も添削していただきとても感謝しています。これらを表にまとめることでIf-thenプランのように使用できるツール化もしました。

③体力作りもビリーブにあるプログラムで補うことができました。ウォーキング、インターバル速歩、バレーボール大会、テーブルピンポン大会、ボランティア清掃活動など体力を使うプログラムが用意されています。歩くことは健康にはもちろん、うつ症状の改善にも良いと実感することが多かったです。

あとはコミュニケーション能力の向上に役立つ座学、メンバーと協力して一緒に成し遂げていくクッキングやちぎり絵、ビジネスマナーを学ぶなど多種多様なプログラムがあり自分の成長にとても繋がりました。

店員

 前回通所していた時は、うつ病を再発させないことを目標としていましたが、今回はそれプラス休日の過ごし方、生活リズムを崩さず仕事に影響を出さない対策をさせていただきました。復職後も会社の休日にビリーブを利用させてもらうつもりです。これで休日の生活リズム対策もバッチリです。

 2024年7月末、私は全ての改善策をクリアして無事に卒業します。2回目の卒業なので卒業式にはなれたものです。ですが、メンバー・職員さんとの一時的な別れは寂しいものがあります。

 4ヶ月間ビリーブに通い、自分の思考の癖・休職の原因などを一緒に考えてもらい自己分析ができフラットな考え、気持ちで復職できそうです。今は自然体で仕事に挑み、休むことなく働くことを目標としています。ビリーブで経験した期間は短いですが、自分にとって大きな収穫となっているのは間違いないです。今後も復職後の相談など乗ってもらいながらビリーブを活用し病気に負けない心身を作っていけたらなと思っています。

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