クレーム対応等で振り回され、毎日自分の思い描いていたスケジュール通りにいかず…利用者の声 / 2024年4月29日 40代 男性 もつ鍋さん 皆様、はじめまして。メンバーのもつ鍋です。現在ビリーブに来て2ヶ月が過ぎた所です。 私は2022年4月に転勤して、新しいポストで仕事をこなしていましたが、2023年1月に様々な出来事が重なり「あれもしないといけない、これもしないといけない、これができてない、なんで自分はできないんだ」と自分を責め、眠れなくなり、やる気も起きなくなりました。 病院でうつ病と診断され、1ヶ月有給休暇という体で会社を休みました。 1ヶ月後復帰してその際、上司との面接で「地元の支店に異動させてください」とお願いし、翌年度に地元の支店に移動させてもらいました。 以前働いていた支店でもあり、何とかやっていけるだろうと思っていましたが、担当する業務から10年以上離れていたこともあり、「以前はできていたのに、なんで今は自分の思っている通りにできないんだろう」と自分の理想と現実のギャップに苦しみました。 主に屋外でする仕事で、特にその夏は暑く熱中症もあったかもしれません。 クレーム対応等で振り回され、毎日自分の思い描いていたスケジュール通りにいかずイライラしていました。「また予定通りうまくいかなかった、何で?」同僚とも比べてしまって「自分は彼より仕事ができていない」と毎日思っているうちにだんだんと気持ちが落ち込んできて、やる気がでなくなりました。そしてまた休職となりました。 2ヶ月の療養期間中、最初の1ヶ月はほぼ家で寝て過ごしました。1ヶ月を過ぎたころから少し動けるようになり、散歩をしたり図書館に行って読書ができるようになりました。 2ヶ月を過ぎた時に産業医との面接がありました。主治医からは復職可能との診断を受けていたのですが、産業医からは復職不可と言われました。 理由は面談の中で再発の心配があったこと、復職に向けた具体的なイメージが私の口から出なかったことからリワークにいくようにと提案されました。 リワークに行かないと復職できないという思いがあり、インターネットで検索して連絡しました。その後、面談をして施設見学、体験という流れになったのがビリーブに来るきっかけです。最初は体験で週1~2回程度通い様々なプログラムに参加させてもらい雰囲気をつかんでいきました。 ビリーブでの活動には、パソコンを使っての作業、体を使うプログラム、グループになって話し合うコミュニケーショントレーニングなど様々なプログラムがあります。 パソコンの操作はあまり得意ではないですが、勇気をもって質問すればスタッフさんやメンバーさんが丁寧に教えてくれます。 特にお勧めなのがコミュニケーショントレーニングです。 話すのがあまり得意では自分は、自分の考えを頭の中できちんと整理して順序よく言う事があまり得意ではないので、他の人の話し方を聞いて参考にし、取り入れたりしてコミュニケーションを取るよう心掛けています。 また与えられたテーマについてメンバーと話がたくさんできるのですごくいいなと思っています。 ビリーブに来て変わったことは自分から、話しかけることができるようになったことです。今では苦手で少しできるようになりました。 もう一点は講義を受けて自分自身の考え方の癖がわかったこと。 そして、その考え方の癖を直す方法を学び、今後に活かしていければいいなと思っています。 「どうせ自分は…」と考えてしまう自分を変え、今の自分を客観的に見て認めてあげられるようになればいいなと思っています。