どうして会社に行けなくなったのか。その理由と改善点について利用者の声 / 2024年3月13日 50代 男性 ふとピーさん ふとピーさんの卒業者の声はこちら こんにちは。ビリーブメンバーのふとピーです。 梅雨の長雨でじめじめとした毎日が続いておりますが、しばしお付き合い下さい。 私は2020年1月に一旦卒業し、2月から会社に復職しましたが、3月末に2ヶ月にも満たずまた休職となってしまいました。 これで3回目の休職となります。 最初に、どうして会社に行けなくなったのか。その理由と改善点について振り返りたいと思います。 状況としては、仕事でやれることが無く、時間をもてあそぶようになり、その時間が苦痛で逃げ出してしまいました。 なぜ、そうなったのか? ①時間が経ってもやれる仕事が増えなかった。 ②やれる事を増やすよう新しい仕事もやってみたが、学習しきれずに出来ないと諦めてしまった。 ③たとえやれる事が無くても、続けていく根性が無かった。 これに対し、どうすればよかったのか?「改善点」は以下の通り。 ①-1もっと関係者とコミュニケーションを取ればよかった。それにより、自分のできることが増えたかもしれない。 ①-2もっと自発的に行動すればよかった。(受身状態で仕事に食い込んでいかなかった) ②1回やっただけで、ダメと決めつけないで、諦めずに続けるべきであった。 ③自分ではなく、家族や他の仲間の為にもやめずに続けるべきであった。 ここで、ビリーブに通って1年が経っていますが、何が変わったのか1年の振り返りを行おうと思います。 1)他人とのコミュニケーションが取れるようになる 私はビリーブに通う前は仕事でのコミュニケーションのみで、友人や他のコミュニティとのコミュニケーションはほとんどありませんでした。 また、ビリーブに通って最初のうちはメンバーとコミュニケーションをあまりとらず、一人で過ごすことが多かったです。 その様子を見たスタッフから、他のメンバーともっと積極的にふれあうように提案いただきました。 その後、昼休みの会話やゲームを始め、いろいろなコミュニケーションプログラムを受けるうちに、皆とフランクに話せるようになりました。 2)生活習慣が一定となる ビリーブは始まりが10:00で終わりは個別活動含め17:00と、会社生活(始まり9:00終わり18:00)に近い時間帯となっていました。 そのため、朝起きる時間と夜寝る時間がほぼ会社に行っていた時間と同じになっており、会社生活と同様な生活習慣を送れるようになりました。 また、時間だけでなく朝ごはんの準備・片付け等、家事の取り込みができるようになりました。 更に朝、筋トレの時間も組み込むようになり、簡単な運動習慣も身につけることができました。 これらの事から、会社に復職する際も今のバランスを維持したまま、生活習慣を送れるものと考えています。 3)自分の内面を見直すプログラムの学習 ビリーブでは、通常ならお金を払って受ける必要があるようなプログラム、特に自分の内面を見直す心理プログラムを一定期間ごとに実施しています。 そのため、それらのプログラムを受講するのにわざわざ研修場所に出向いたり、研修費を支払う必要がありません。 具体的にはCBGT(集団認知行動療法)、WRAP(元気回復行動プラン)、アンガーマネジメント、アサーショントレーニングについて受講しています。 ただし、これらのプログラムは一回受講しただけでは分からないことも多く、復習等による補修をしないと中々自分のものにすることはできません。 復習による理解度を向上させ、仕事で落ち込むようなことが起きても、その状況を変えていく手段として活用していきたいと考えています。 最後に、休職から再度会社に行き続ける為の決意について述べたいと思います。 ①関係者とコミュニケーションを密に取る ②自発的に行動する ③1回やっただけで、ダメと決めつけないで、諦めずに続ける。分からなければ、分かるまで同僚に聞く ④家族を養う必要があることを念頭におき、逃げない 今までは時間も余裕があり、安直に休職に至ったケースがほとんどであった。 もう退職(傷病手当有り)のリミットまで4か月しかなく、後には引けない、家族を養って行かねばならない。 この気持ちを強く持ち、安易に逃げ出さない。 ⑤物事を俯瞰してみる 目線を離して、上から全体を見るようにする。 第三者の気持ちになって、冷静に物事を捉え、考える。 ⑥明日は明日の風が吹く 今日起きたことは今日でおしまい。「まぁ、いっか」の精神で、明日には引きずらない気持ちを持ち、立ち止まらず前に進む。 ⑦まずは相談する 会社の上長、同僚、ビリーブのスタッフ、担当医にケースバイケースで相談し、一人で溜め込まない。 今のところ、8月初旬に復職する予定です。 その際、上記の事を念頭におき、一日一日を過ごしていきたいと考えています。