涙もろくて、食べられなくて、不眠症になっていました。利用者の声 / 2024年2月27日 40代 女性 ハナさん ハナさんの卒業者の声はこちら 目次 Toggle 1.ビリーブに来た頃のわたし2.一般社会へ・・・3.今後の目標 1.ビリーブに来た頃のわたし ビリーブに来た当時は、涙もろくて、食べられなくて、不眠症になっていました。 ビリーブで、気分転換の必要性を教えてもらい、最初支援員さんが楽しいことをしよう。と言ってくださった事を覚えています。 活動を始めて1か月たった頃から、気分が落ち着いてきて、2か月目には体調も改善し、他のメンバーの人たちと毎日いろんな会話をしたり、プログラムを受けたりするようになり、上手に気分転換ができて徐々に元気になっていきました。 それまでは自営で働いていたので、映画を観たり、食事にも行けていたのですが、適応障害になって以来自分の収入がありません。 しんどい時は自分の楽しみにお金を使うことも余り無かったのですが 元気になってくると、行きたい所も増えてきて、自分のお金が欲しいと思うようになりました。 外に仕事に行こうかどうしようかと考えてはいましたが、なかなか実行に移せないでいました。 勇気がいりました。短時間労働とはいえ「一般社会での仕事」です。 2.一般社会へ・・・ それまでは自営業だったので、家事をしながら家で慣れた仕事をしていました。外で仕事をするのは数年ぶりです。支援員さんに相談し、履歴書の書き方などについてアドバイスをしていただいて、証明写真を貼って履歴書を完成させました。 今までとは違った履歴書ができました。それを持って、何件か候補を決めて面接に行くと、一軒目ですぐに飲食店でのアルバイトが決まりました。 私はてっきり裏方で炊事をするものと思っていましたが、任されたのはホール(接客)の仕事でした。過去に経験がないので、どうしようかと思いましたが、やってみないとわからないと思い、始めることにしました。ホールの仕事は、最近では端末で注文を取るのが殆どで、覚えることが多く思ったより大変です。 学生さんと一緒に働くのですが、若い人はスマホ世代であっという間になれていきました。 今では学生さんに合わせてもらって、話してもらっています。 店内全体を見回して、6人くらいの人とチームワークです。 お客さんに気持ちよく過ごしてもらうことをいつも頭にいれて、仕事に入っています。 朝は、鍵を持っている人を待って店に入ります。 掃除や朝の仕込みもホールの担当です。 仕事はまだまだ不完全ですが、私が仕込んだ後はゴミを出さず、いつもキレイに仕事を終えることに注意を払っています。 どうしてこんなに覚えが悪いのか、自分でもため息がでますが、1つ1つ出来ることを増やして、頑張っていきたいです。 3.今後の目標 仕事を終えたら、いつもの気分の切り替えをします。これも、ビリーブに来てから教えてもらったことだなと思っています。 何かが、終われば意識的にすぐに気分転嫁をする。気分が落ち込みそうなときは、自分を客観視して対処することなどに気をつけています。 現在は、週に2日程アルバイトに行き、残りの日はビリーブに通って、リワークの為のいろんな訓練を行ったり、相談をしたりしています。 私の適性は何か、本当は何に向いているのか、その仕事に「夢」や「やりがい」を持てるのか、継続してできる仕事かどうか・・・など。 このアルバイトを通じて、少しづつ忘れかけていた社会での就労経験を積み、ビリーブであらゆる方向性を模索しながら、1年後くらいには自分が望む職に就けて、自立ができたらいいなぁと思っている今日この頃です。