ゴールデンウィークが終わりましたねえ
みなさんどのように過ごされましたか?
それにしても不安定な気候が続いています。
体調を崩している人が周りに多いですね。
気温の変化や、気圧変動、花粉や黄砂・・などなど。
普通に暮らしていても、いろんな外的ストレスも多いものです。
「うつ病」の患者さんは年々増加傾向にあります。
この10年で100万人を超え、潜在患者を含めると、20人に一人はいると言われています。
これだけ「うつ病」患者が増えたのは、ストレスの多い社会環境のせいだけではありません。
日本では、うつ病の治療は抗うつ剤の投与、心身の休息、心理療法などが中心です。
最近では、「うつ病」の発症に、食生活や運動が関係していることが数多く報告されています。
例えば、地中海式食事に代表される 野菜、ぎょかい、穀物の多い食事を採っている人は、心臓病やガンなんどの生活習慣病だけでなく、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病、うつ病などの、精神・神経系の病気も少ないことがわかっているのです。
日本の伝統的な和食は、この地中海式食事に通じるところがありました。
しかし、時代とともに食事が変わり、
現代では肉やその加工食品、砂糖や白米のような精製食品が多くなり、
それが実は「うつ病」の発症に少なからず影響を及ぼしていると考えられます。
「うつ病」は予防できます。
栄養の偏りが無いように、1日3食きちんと食べること。
そうすれば、大きな栄養の過不足は生まれません。
特に『朝食』は、生活リズムを整える上で重要なので、必ず食べるようにしましょう。
きちんと食事をして、できるだけ身体を動かし、十分な睡眠を取れば「うつ病」は、予防も改善も可能です。
生活習慣病である「うつ病」を治すには、生活習慣の見直しが基本なのです。