SSTとは?★第2弾★

星空を見る人たちの絵

こんにちは、スタッフニャッキです。
先週に引き続きとても寒いですね。
空気が冷たくて外の空間がまるで冷蔵庫のようです。
ニャッキは通勤時自転車を使用しているのですが、
帰り道にふと空を見上げたら真っ暗な空に星が。
雲もなく空気が澄んでいたので
とってもきれいに見えました。

寒いからこそ見えるものだと思うと
寒さで滅入っていた気持ちも
少し良いものに変えることができました。
見方を変えるって大事だなぁと思ったひとときでした。

SST参加のルールが書かれた紙

さて、今日は午後に行ったSSTプログラムについて
書きたいと思います。
SSTについては去年の10月にも
ブログに書かせてもらいましたが、
「ソーシャル・スキルズ・トレーニング」の略称で
他人といい関係を築き、社会に適応するために必要な能力を訓練する
ことをいいます。
今回はSSTに参加をするときのルールについて
お話したいと思います。

まずSSTには5つのルールがあります。
①いつでも練習から抜けられます。
②嫌な話はパスできます。
③人の良い所をほめましょう。
④良い練習ができるように他の人を助けましょう。
⑤質問はいつでもOK。
⑥トイレに行くときは一言断ってからいきましょう。

このルールを守りながら、
・悩みを出す
・みんなで意見を出し合い、ロープレ(ロールプレイング)をしてみる
・どの意見を採用するか悩みを出した本人が決める
という流れで進めていきます。

ホワイトボードに書き出された悩み

今日のSSTでは、こんな悩みがでました。
友人と連絡が取れないときどうしたらよいか。
後になって連絡が取れない原因がわかったが、
わからない間に自分はどうすればよかったのか、
今後もあるかもしれないので解決したいとのこと。

この悩みにみんなで解決方法を提案していきます。
「家を知っているなら行ってみるとか・・・」
「連絡が取れるまで待ち続ける」
「手紙を書いてみたら?」
など皆さん色々な意見を述べてくれました。

「なるほど~」と
悩みを出した人は自分で考えつかなかった方法を
知ることができ、為になった様子。

最後にこの解決方法の中から自分ができそうな方法を選択します。
今回は全てよかったようで、今後こういうことがあったらやってみます、との事。

SSTはこのような流れで進めていきます。
今日はもうひとつ出た悩みにも解決方法を提案していき、
参加者はみんな色々な意見が聞けて、とても有意義な時間となった様子でした。

SSTはお互いの悩みをお互いが考えることができる
とてもいいプログラムです。
一度体験してみたい方はぜひご連絡くださいね。
電話でも、メールでも、手紙でもOKですよ!
いつでもお待ちしています!!

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