ビリーブ周辺で感じる岡山の歴史スタッフブログ / 2017年10月6日 ビリーブの近くには、日限りのお地蔵さんこと大雲寺 日限地蔵尊があります。毎月23日には縁日があり、屋台が立ち並び賑やかです。ウォーキングのプログラム途中に立ち寄ってお参りすることもあります。ご利益は「子宝・安産・育児・病気の平癒・心身健全」です。こんにちは。心身を健全に保ちたいキューちゃんです。 今、ビリーブ周辺には「今村宮」の のぼりがたくさん掲げられています。今村宮はビリーブ周辺の氏神様であります。さて、今村宮がどこにあるか、みなさまご存知でしょうか?今村宮は岡山市北区今、卸センターや宮脇書店がある近くにあります。“随分と離れたところの神様が氏神様なんだなぁ~”と不思議に思い調べました。元々は現在の岡山県庁の辺りに「三社明神」として奉られていたそうで、「三社明神」が氏神様だったそうです。1580年 宇喜田直家が岡山城の拡張工事をする際に、今の「今村宮」に合祀されたそうです。その名残が今にも受け継がれていて、ビリーブ周辺の氏神様は今村宮というわけです。約500年前の出来事が、今の生活に根付いているって、スケールが壮大すぎてびっくりです。 そして、冒頭でも出てきました「大雲寺」。大雲寺交差点には、こんな石碑がありました。この地名の由来も約400年前にさかのぼります。先人達が開拓して残してくれたからこそ、今私たちが生活できることを忘れてはいけないですね。