2015年12月1日から従業員50名以上の全事業場に対して【ストレスチェック実施】が義務付けられたことは、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。その影響で“メンタルヘルス”に力を入れている職場も増えてきているのではないでしょうか。
こんにちは。メエです。
私の職場でも“メンタルヘルス教育”は定期的に行われておりますが、病気になる前は「自分には関係ない」とか「自分とは違う世界の話だ」とか思って聞いていました。
実際に自分と関わりのあった人がメンタル不調により休職や退職されても、どこか他人事で、「自分はきっと大丈夫」と、根拠のない自信がありました。
メンタル不調者に対して偏見や差別があった訳ではなくて、どこか違う世界の話、といった感じでした。
しかし!
関係ないことなかったです。
違う世界ではなかったです。
自分がメンタル疾患者になった今、病気のことは隠していないし、恥ずかしくもありません。
周りの人も今まで通り接してくれていて、偏見や差別の目で見られている感じもないです。
高血圧であるとか、喘息であるとか、そういった感じで持病がある多くの方と同じで、私は“うつ病”という持病持ちだと思っています。
しかし、メンタル疾患になったことがない方と話をしている時に、「この人に私の真意が伝わるのかな?」と思ったり、相手の発言に「なんか勘違いしているなー」と思ったりすることが時々あります。
そんな時、そこに壁があることを感じざるを得ません。
その壁は、メンタル疾患者である私から健康な方達への、逆差別なのかもしれません。
私が変に意識しているだけで、おそらく相手は全く気にしていないような気もします。
そんなことを悶々と考える秋の夜長でした。