日中の暑さは相変わらず厳しいですが、朝夕の空気は少しずつ秋めいてきたな~、と感じるメェ~です。
今回は「主治医や職場の産業保健スタッフとのコミュニケーション」について、私と主治医とのケースを第一話としてお話したいと思います。
うつ病や適応障害などで治療中の場合、定期的に主治医の診察を受けていると思います。私も診察を受けています。
さて、皆さんは、主治医と良い関係を築けていますか?上手にコミュニケーションを取れていますか?
私は、今の主治医にかかって2年以上経ちますが、最初の約1年は伝えたいことが伝えられませんでした。伝えられないから、自分の知ってほしい状況を理解してもらえず…信頼関係は全く築けませんでした。「どうして伝わらないんだろう…分かって欲しいのに…」と何度も何度も思いました。1年程経ったある日、A4のレポート用紙2枚にギッシリ今まで口に出せなかった心の叫びを書き連ねたものを、思い切って主治医に渡し読んでもらいました。手紙を書いたことも読んでもらうことも、ものすごく怖かったです。でも主治医はしっかりと読んでくれて、真剣に受け止めてくれました。そこから、私自身も言いたいことを素直に口にする事ができるようになり、少しずつ信頼関係が築けるようになっていきました。
信頼関係が築けるようになってくると、治療の方向性や進捗具合なども、その時々の私の状態に合わせて診てくれ薬を調整してくれ、回復に向かって進み始めました。今では良い先生に巡り会えて良かったと思います。
医者と患者とはいえ、人と人とのことなので、“合う合わない”はどうしてもあると思います。もし“合わない”と感じれば、面倒だったり勇気が必要だったりしますが、思い切って主治医を変えるのも、病気回復への手段の一つではないか、と思います。あなたが元気になるための道を選んで欲しいと思います。
ちなみに、主治医との関係は良好ですが、会社の産業スタッフとの関係は上手くいっていません…。なんとかしたいなー。どうしようかなー。
この話は第二話につづく。