健康講座『熱中症について』

プログラム

みなさん、こんにちは。
看護師のやこです(^^♪

今年も残暑が厳しく、9月に入っても35℃越えの猛暑日が続きますが、夏バテなどしていませんか?

暑さ対策はどのようにされていますか?

クーラーによる温度調整、水分補給や日頃の健康管理など、毎年夏になるとほんとに悩みますね💦

さらに今年はコロナの影響で『新しい生活様式』を求められ、その中での暑さ対策に困る人も多いのでは…?

今回の講座では、改めて熱中症の事を知り『新しい生活様式』の中でどのように予防していくかを一緒に学びました。

熱中症

人間の身体は、皆さんもご存じのように体温を調節する仕組みがあります。

外的な暑さや身体の代謝で体温が上昇しますが、汗をかいたりして体温上昇を防いでいます。

でも、気温や湿度が高い、熱帯夜が多い、寝不足、二日酔い、脱水、長時間の屋外作業などの要因が重なると、体温上昇を防ぐことができず、熱中症に‼

日本は統計的にも猛暑日が増えています。

熱中症による救急搬送は年間6万人以上、死亡数は1000人以上です。
なんと、室内で熱中症にかかる場合が4割あるんですよ。

熱中症は適切な予防法で防ぐことができますし、もし熱中症になっても早く対処すれば軽症で済みます。予防法と対処法を知ることが大事なんです。

プログラム

では、『新しい生活様式』の中で熱中症をどのように予防したらよいのか。

①暑さを避け、室温28℃程度、湿度40~60%程度に調整すること。

室内の状態を知るために、温度湿度計を設置し、こまめにエアコン調整をしましょう。
 コロナ対策では換気を勧められていますが、その間室温が上昇するのが困りますね。 
換気扇や窓解放することに加えエアコンの温度設定を少し上げてつけておくと、室温の上昇を抑え、閉めたあとも下げやすくなります。(電気代節約にも♪)

②適宜マスクを外すこと。
マスクによって熱がこもりやすくなります。周囲の人と十分な距離を確保できるときはマスクをはずしましょう。

③こまめな水分補給
のどが渇く前に水分補給(目安:1日1.2L以上)。大量に汗をかいた時は塩分もとること。

プログラム

④日頃の健康管理
しっかり食べる、寝る、そして、無理のない範囲で『やや暑い環境でややきつい』と感じる運動を、できれば毎日30分程度おこなうこと。
身体づくりを普段からおこなうことは重要な熱中症対策になります。

もし熱中症の症状(めまい、立ちくらみ、手足のしびれなど)が見られた時は①まず涼しいところに移動し、②保冷剤を首や脇の下、太もものつけ根に置くなどして早く冷やすこと、③水分を飲めるようなら、塩分と一緒に水分補給をすることが大事です。

予防法、対処法何となくわかりましたか?

まだまだ残暑が厳しく、30℃超える日が続きます(-_-;)

『新しい生活様式』はこれからも続くでしょう。是非適切な熱中症予防に心掛け、夏を乗り切りましょう。
そして、来年も湿度が上がる梅雨の頃から熱中症予防を始めて、万全の備えをしたいものですね!(^^)!

ビリーブでは、暑い中でもリワーク活動が続いています。

見学や体験はいつでも可能です。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。

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