休職を繰り返していると、段々と仕事だけでなく、自分の生き方に対する自信さえなくなって来ました。利用者の声 / 2023年12月26日 50代 男性 ジェイさん こんにちは。ジェイといいます。ビリーブに通い始めて2か月が過ぎようとしています。 最初の頃はなかなか馴染めませんでしたが、最近になってスタッフさんやメンバーさん達とも少しずつ打ち解ける事が出来るようになったと感じています。 私は「うつ病」と診断されています。 約8年前に診断され、快方に向かった時期もありましたが、再発を繰り返し今回は4回目の休職をしています。 長いトンネルの中にいるみたいです。 ビリーブに来た理由は、社会人として普通の生活を取り戻すためでした。 再発休職を繰り返していると、段々と仕事だけでなく、自分の生き方に対する自信さえなくなって来ました。 今の4回目の休職は、今までの休職の中で、一番キツイ状態です。 再発休職を繰り返すごとに、どんどん下に落ちて行く感じです。私の場合は、「落ち込みが激しい」「無力感」「自責の気持ち」といったネガティブな感情が心を覆いつくし、意味なく涙が出てきたりしました。 人といると、自分の不甲斐なさを目の当たりにさせられます。それを避けるため、なるべく人と会わなくなって行きました。家族以外は関係を持つ人達もいなくなり、いい年をして家に引きこもる生活になってしまいました。 心の底では仕事をし、人と交わり、社会生活を普通に過ごしたい欲求はあっても、その逆を生きている感じです。 生活も乱れ始めます。 社会と隔絶したような生活に進んでいました。 「このままではいけない」と思うようになりました。 リワークという訓練施設があることを、病院の医師から聞き、インターネットで調べて「ビリーブ」を知ることとなります。 私は「ビリーブ」では、人と接する練習をしていると思っています。 他人に興味を持ち、関係を築くことは、社会人としてごく普通のことであり、大切な事だと思います。 しかし、そんな事ができなくなってしまった自分を、もう一度人間関係の中で生かすことから始めようと思いました。 「ビリーブ」では、毎日プログラムの終了後に「振り返り日記」と言うものを記述しています。 その中に、「今日の調子は」という項目があります。 自分の殻に閉じこもり、強烈なネガティブ思考に凝り固まってしまっている自分の自己評価は、毎日100点満点の内、良くても10点程度でした。 「この点数を上げることから始めましょう」と担当スタッフの先生から、笑顔で言われました。 しかしながら、なかなか自己評価は上がりません。 「ビリーブに来れただけで50点。これを基礎点にしよう」と、またまた笑顔で言われ、半ば強制的に点数が毎日50点以上になりました。 いつしか、それでいいんだと思えてきました。(笑) 「笑顔」がありがたいと思っています。 背中を押してくれていると思っています。 そこには人間関係があると思うからです。 ビリーブには、今日もスタッフさんやメンバーさんの笑顔があります。 スタッフさんは、遠慮なく「いつでも、何でも」話をすればいいと諭してくれます。 固くなってしまった私の扉を少しづつ開けてくれるような毎日です。