30代 男性 ゆPさん
こんにちは。ビリーブメンバーのゆpです。
この施設に通い始めてから、はや2か月が経過しようとしています。
最近はここに来る前よりも少し体調が安定し、活動できる時間が増えてきて、嬉しい変化を感じます。
今回はここで感じたことや、学んでいること、実践していることを共有していきます。
ビリーブでは各個人に沿った復職プログラムをカウンセラーの先生と一緒に計画していきます。
そこで自分に合った復職までの道のりを明確にし、日々の活動に臨んでいくといった感じです。
私はカウンセリングの中で体調の変化をしっかりと記録すること、体調が悪くなる前にケアする方法を考えることを提案いただき、いま日々実践しています。
リワークに通い始めたこの2か月は、体調が悪く仕事に行けていなかった時期と比べて、いったん自分の体調を見つめなおし、先生方と相談しながらトライ&エラーを繰り返すことができるよい期間になっていると実感しています。
上のグラフはビリーブに通い始めてからの体調の変化をグラフにしたものです。
少しづつではありますが、体調の良い日が増え、体調の波が安定して来ているのが見て取れるかと思います。
毎日アプリで体調の記録を入力することが日課になりました。
ビリーブのプログラムには心身のコントロールを助けてくれるものもあります。
私が特に参考になったと思うのは、アンガーマネジメントのプログラムです。
アンガーマネジメントは直訳すると「怒りの管理」ですが、実際にはこれは、怒りや悲しみ、劣等感や落ち込みを客観的に見て問題解決を図るスキルになります。
アンガーマネジメントでは感情を取り乱している自分に気付く練習とその対処を学ぶことで感情や行動を変えることが可能になるのです。
私もアンガーマネジメントを学び、いつも片隅に置くことによって様々なマイナスの感情に少しづつですがうまく対処できるようになってきています。
他には、まだすべて受講し終えていませんが、WRAP(元気回復行動プラン)というプログラムもあります。
これは自分が調子を崩してしまった時や自分の調子を確かめたい時に振り返る仕組みを作るもので、ビリーブでは自分自身について記述したノートを作ることで調子の良い時の自分を確認して調子を修正する手助けになります。
自分の体調や調子のよい時の感情を客観的な形で見つめ直す良い機会になり、とても有意義なノート作成になる気がしています。
私は、ビリーブに通うことによって自身をゆっくりとケアしながら見つめなおす機会が作れたことが非常に良かったと思っています。
そのうえでビリーブでは職場に戻る際に立ちはだかる様々な障壁に対して、多様なプログラムで復職へのサポートをしてくれます。
私もしっかりと体調を整え、パワーアップして復職できるように焦らず頑張っていきたいです。