40代 女性 チョコミントさん
令和6年10月に復職してから約3ヶ月半が経過しました、チョコミントです。
1年1ヶ月休職し、ビリーブに7ヶ月ほど通いましたが、無事元の職場に復職ができ、元気に毎日勤務しています。
卒業者として、復帰前に意識して準備したことや復職後に気をつけていることを共有します。今休職中の方、これから復帰を目指す方に少しでも参考になれば幸いです。
<復職前に気をつけたこと>
①職場と同じ交通機関、服装でビリーブに通所
→鬱になってから8ヶ月ぐらいは集中力が不足していたためバスなどを使ってビリーブに通っていました。ただ、復帰1ヶ月前からは復帰準備として職場に通勤する手段である自家用車で毎日ビリーブに通うようにしました。朝早く運転したり、1日働いて疲れた後に運転したりする感覚に慣れておき、仕事の内容以外でストレスになりそうなことを先にシミュレーションしておきました。また、職場がフォーマルな服装で出社が必要なため、復帰1ヶ月前から服装もフォーマルにしてビリーブに通うようにしました。無理なく毎日通勤準備できるリズム作りにつながりました。
②事前に復職計画を作って上長に共有、相談
→復職前には必ず産業医や復帰部門の上長と面談があります。私は鬱になった後、マルチタスクやマネジメント系のタスクが苦手になっていたので、鬱になって変化した自分の特性を整理し、復帰してから1ヶ月、3ヶ月、半年ぐらいでどんなふうに段階的に仕事に慣れていきたいイメージかを文書化して、職場の上長と共有しました。できる限りのことは頑張ります!という意思表明はしつつ、鬱の病み上がりとしての特性を職場にも理解していただくことで、無理なく段階的に仕事を配分していただけることにつながりました。
<復帰後に気をつけたこと>
①ビリーブで作ったWRAP(元気回復計画)ノートにまとめた元気維持のためのルーティンを続ける
→ビリーブでは、元気を回復するために自分のありたい姿や好きなこと、しんどいサインやその時の対処法をまとめた通称WRAPノートを作る時間があります。そのノートに、いい感じの自分を維持するためのルーティンとして「朝の感謝のお祈りと10分ヨガ、夕方の散歩」があり、記載していました。復帰後もそのルーティンを続けることで、自律神経が整い、毎日元気に過ごせています。(もちろん、仕事で疲れた日はスキップしても大丈夫、として、自分に優しく、無理なくセルフコントロールしています)
②仕事はOutlook予定に入れて早め早めに計画的に進める
→復帰後も疲れやすかったり。体調や気分に波があったりするので、仕事は締め切りがあるものは特に早め早めに着手するようにしています。To Doリストは洗い出した後、Outlookで大体の作業見積もり時間と共にスケジュールとして入れておくとタスク忘れも防げますし、締め切り付近に急に気分や体調が落ち込んでも先に進めていた分が自分自身の助けになります。
③平日でもプチご褒美を大切に
→復帰当初は特に「今日の夜は〇〇のデザートを買って帰ろう」など、仕事終わりのプチご褒美を楽しみに仕事をしました。日々にメリハリが付き、疲れの解消ややる気の維持に繋がりました。(最近はコンビニスイーツが安くて美味しいのでオススメです)
④仕事は自然と増えるもの、無理に拾わない
→一緒に通っていたビリーブの仲間とも合言葉にしていたのが「セルフブラック禁止」です。セルフブラックとは、自分で自分の働く環境をブラック企業のように悪くしない、ということです。鬱になりやすい人は優しくて周りに配慮ができる分、自分から色んなことに気づいて仕事を拾いに行きやすい、仕事を増やしやすい傾向にあるので、安定的に仕事を続けるためには「意識して拾わない」ぐらいがちょうどいいことを学びました。(それでも拾ってしまうことはあるのですが…その時はチームに貢献できた自分をたくさん褒めるようにして、自分を認めつつ次は拾わないぞ!と自分に誓っています 笑)
以上、まだまだ私も復帰後の勤務継続チャレンジ半ばではありますが、自分が想定していたよりもずっと楽しく、やりがいを持って仕事ができていることが今本当に幸せで、復帰まで伴走してくださったビリーブの皆さんや今一緒に働くチームの皆さん、支え続けてくれた家族や友人に日々感謝しながら過ごしています。
休職中に家でひとりで休んでいると、体は横になって休んでいるはずなのに、頭の中は自責の念や鬱になった原因とどうやったら治るのか等、答えのない問いをぐるぐるモヤモヤ考え続けて脳は休まっていない…ということがあると思います。そんな時は一度ビリーブに足を運んでみて、みんなと話したり活動を体験してみたりしてはどうでしょうか。色んな活動をするなかで、自然と笑えている自分や不安でぐるぐるだった頭がスッキリしてい自分に出会えますよ。