[ファシリテーション講座]
ファシリテーターとは
グループや会議などで話し合うとき、スムーズに行くように取りまとめる役割の事をいいます。
(番組のMCみたいなことです♪)
このプログラムを通して、参加者みんなで協働して、ひとつの目標を達成する力を養うことが目的です。
今回のプログラムでは、
「新聞紙で天井まで届くタワーを作ろう」が課題。
早速あみだくじで、2チームに分かれて衝立を置き、それぞれリーダーを立てて作戦会議。
リーダーは、途中変更可能。
メンバーから意見を聞き出し、協議、検討、課題達成のための役割分担をする。
製作開始。
一方の5人は、新聞の長辺を丸め込み、大小の太めのリングを作り重ねていく。
もう一方の5人は、見開きに開いた新聞紙で、丸めた新聞紙を包みキャンディー型を作り、俵として積み上げていく。
端から見ていると、誰がリーダーなのか、リーダーが誰に変わったのかもよく分からない。各人が、確認を繰り返し作業を続けていく。
制限時間は、1時間。
この限られた時間と空間の中で、様々な個々人の思いが新聞紙に伝えられ、天井を目指す塔の形を作っていく。
面白いことに、昔、子供たちが競って作っていた新聞紙を細く硬く丸めた闘うための ”剣” が、双方の塔の頂点を飾っていた。
・・・・・。
試行錯誤の連続。
塔の先端が天井をかすったり、今にも届いたかのようにも見えたが、カウントダウンが始まった。
とうとう、双方とも夢はかなえられなかった。
より塔の先端が天井に近かった ”キャンディー型の俵” チームの勝利となった。
始めは、幼稚園児でもおなじみの新聞紙の工作を思わせ、童心に帰ってわくわくしていたが、様々な人間模様があり、得るものは多かった。
『1つの目標に向かって協働することの大切さと難しさ・・』
社会で働く上で、とても大事なことだ。
「私は、リーダーを支えて行動できた。」
「私は、リーダーに新しい意見を十分に伝えられた。」
「自分は、リーダーの話がとうとう理解できず、取り残された感じで、悲しかった。」等々。
終了後、プログラムに乗りきれなかったメンバーは、マネージャーのアドバイスのもと、自身の反省と課題の確認などを行っていた。
プログラムに参加したメンバーが、それぞれ大きく前進したように見えた。
もう、梅雨がそこまで来ている。
しとしとと雨音を聞きながら、コーヒーを片手にゆっくりお気に入りの音楽を聴くのもいい。
ずっと、読みたかった本を手にとるのもいい。
でも、ひとたび、うつうつ、モヤモヤが始まり重なると、たった一人での切り替えが難しいもの。
少しだけ勇気を出して外に出て、表町の
『ビリーブ』を覗いてみませんか?
きっと、優しい笑顔と、心を癒してくれるスタッフとメンバーが待ってますよ!